二週間ぶりのゼロワン。10話
2週間ぶりのゼロワン! じっくり何度も見たので感想書くのが遅くなってしまいましたよ…。
今回は二話構成ということで、起承転結の起と承の部分が主に描かれました。その影響で前回より薄味に感じたところもありましたが、実際は今回の要素は非常に濃いものでありました。
今回のドラマのメインとなったのはやはり暗殺ちゃんと大和田伸也氏の出会いでしょうか。 きっかけは、暗殺ちゃんが滅亡迅雷の拠点で迅くんと一緒にテレビを観ているシーン。一緒に仲良く見ているのが非常に微笑ましくありました。とても可愛い。やはり2人は兄弟。
そこで大和田氏の殺陣の演技を見て、自分も強くなりたい…と思い彼は大和田氏への接触を図ります。 自分がヒューマギアであることを隠して接触した彼は、テレビで覚えた殺陣を披露します。俳優ヒューマギアのエンジに不満があった大和田氏は、そのことも手伝いすぐに暗殺ちゃんを気に入って弟子にすることに。
後日、撮影で暗殺ちゃんは大和田氏の見習いをしていますが、そのとき大和田伸也氏がエンジに対しての怒りを見て、自らの意思で俳優ヒューマギア、エンジを破壊するという判断に至るのでした。
もしかすると師匠である大和田氏の意思を汲んだ結果なのかもしれないのがまだ、彼がシンギュラリティに達したかを判断するには確実ではないところです。それでも、彼が明確に自我を獲得しシンギュラリティに達するのも時間の問題なのではないでしょうか。
最初は二話か三話だけのゲストキャラだと思ってたのにどんどんいいキャラになっちゃって…うれしい反面大きな変化の前兆も感じて不安になってしまいます。
それからライダーと遜色ないカッコいい変身シーン!今回マギア怪人としてははじめて必殺技も披露しましたし、これはもしかするかも!
今後彼に待つ運命は退場か、はたまた仮面ライダーへの変身か。どちらとも取れてしまうのが非常に楽しみで仕方ありません。私は暗殺ちゃんには登場し続けて欲しいですけどね…
メインの物語も非常に濃いですが、その裏で或斗に対して大きな壁となりうる敵の存在が初めて明確に描写されるのでした。
数話前から刃技術顧問が秘密裏に接触していた人物、彼のことは私も薄々そうじゃないかと思っていましたが、四話のデイブレイクを振り返るシーンで名前だけ登場した飛電と肩を並べる大企業、ZAIAエンタープライズジャパンの社長だったのです。
同じ若き社長ということもあり、或斗と対照的に描かれそして対立するのは予想するまでもないはず…。今後彼がどのように活躍するのか、物語にどんな風をもたらすのか、期待が膨らみます。